時の流れを感じるのは

昔の作品を見た時

読んだ時

 

昔は何かにとんがっていて

でもそんな中で生まれる言葉が

自分では少し好きだったりして

 

これが俗に言う「丸くなった」なのかな、なんて

それは諦めとも言うのか

大人とも言うのか

分からないけれど。

 

今年は本当に沢山あった

その中で離しちゃいけないと思う人がいた

去年始まった時は絶対にないと思ってた

4年前は会う事さえないと思っていた

どんな運命か

なんと宿命か

21日、目の前に現れる

 

全く実感が湧かない

不思議な感覚

私の人生の中の一世一代

たった1人

 

もう少し

書いてみようと思う。

更新が滞っていたどころの騒ぎじゃない感じになっていた。

 

それだけ心が満たされていたのかもしれない。

全部が駆け足で書き留める暇がなかったのかもしれない。

 

最近思うことをつらつらと書いてみようと思う。

考えがまとまればなと思う。

 

 

ある人が私が思っていたことを言ってくれた。

「私もそれを考えてた」

と伝えたら

「そうか、、、」

と言っていた。

 

貴方は始まりを見たのだろうか。

それとも終わりを感じたのだろうか。

勿論分からない。

 

こんなに苦しくなるのに

会わなければよかったなんて思わない

出会えてよかったと思える

本当に不思議な人だと思う。

私と彼の関係も不思議だから必然的にそうなっているのかもしれない。

 

でも人生でこんなに考え方が似ている人に

感覚が似ている人に出会える事は

本当に奇跡のようなことだと思う。

彼が声をかけてくれたこと

なぜ私に興味を持ってくれたのかはわからないけど

でも私もとても興味があった。

知りたかった。

どんな考え方なんだろう、何を思っているのだろう。

知れば知るほどのめり込んでいく自分がいた。

でもやめられなかった。抜け出せなかった。

虜だったんだと思う。

 

ただ彼はいつも前を見据えている。

私が見えなかったところを

真っ直ぐ見つめている。

彼のためには私はきっと邪魔になる。

私のためには彼は自分が邪魔になるという。

これは過大評価かも知れないが

お互い大切すぎてよく分からなくなっている。

 

別れを選ぶために会うこと

もし会ったとして

私は本当に忘れられるのだろうか

けじめをつけられるのだろうか

もっと魅力を知ってしまうのでは無いか

 

それよりももっと

美しいままの私で終わりたい。

彼の中で最高傑作として死にたい。

会ったら0になってしまう

彼の考えをもうきけない

声を聴けない

そう考えてしまったら怖くて仕方がない。

私は彼を失いたく無い。

 

叶うのならばずっと一緒がいい。

でもそれは望みすぎなのか

わからない

 

でも終わりが来るかも知れない。

もう考えられない。苦しい。

わからない、、、

 

 

散文 人との距離のはかりかた

どうやらこのご時世

人と付き合うことが

とても難しくなったらしい

 

仲良くしてくれる人にさえ

「本当の心はどこにあるのだ」

という感情を抱いてしまう

逃げられない

それもこれも、やはりネットの発達だろうか

 

自分の目の前にいる

その人としかコミュニケーションを取れなかった時代から

相手が見えなくとも

連絡を取ることができる時代となった

さらにTwitterInstagramなんかは

自分が見えなかった相手の生活までをも

垣間見ることができてしまうようになった

 

つまり、だ

 

自分が知らない相手の姿が見えてしまうから

余計「本当にこの人はこの気持ちでいるのだろうか」と目の前が不安定になってしまったのではないかと私は思う。

 

真実の形が、目の前からネットの中に隠れてしまった気がする

 

人と直接会うことが恐怖となってしまった

 

なんて寂しいことだろう

かきこんだコンビニの弁当

明日はメイクを変えてみよう

そんな風に思えたからさ

なんか前を向けそうだ

心は立ち止まったままだけどまだ

 

この気持ちを認めておこう

そうしたらけじめをつけられそうだから

またあの時みたいにならないように

もう一度前を向けるように

 

今は新しいところに行きたい

挑戦しなかったことをやって見たい

ネイルにカラーにエステにごはん

楽しいことしよう

美味しいお酒飲もう

 

そして綺麗になろう

私を笑わせてくれる人を探さなきゃ

いのち短し恋せよ少女

余裕を作るの

 

 

友達がいてくれてよかったわ

この気持ちを一緒に支えてくれるから

救われるよ本当に

ありがとう

 

煙草

 

肌に張り付く暑さと

夜のしんとした冷たさと

その中に消えていく貴方の煙

ふわふわと漂って

「ああ、私も貴方に吹かれたい」

なんて柄にもなく思ってみる

 

どうしていいかわからなくて

車を挟んで貴方の反対側に立って

煙草を挟む貴方の指を見ている

さっきまでベースを弾いていた指

さっきまで運転していた指

長くて少し節くれた指が

器用に煙草を口元へと運ぶ

 

なんとなく恥ずかしくなって

ベースを弾いていた貴方の真似をして

私はくるりと回ってみせた

今思うと恥ずかしい

でもあの時は

回って恥ずかしさを振り払いたかった

夢のようだった

 

朝が来るのが怖かった

貴方と離れる時間が来るのが

でも寂しいなんて言えなくて

貴方の明日の予定を気にして見たりした

 

あの時貴方は何を思っていたのだろう

貴方はどうして私を誘ったのだろう

一時の気の迷いだろうか

もしかしたら少し好いてくれていたのだろうか

本当の想いは分からないまま

 

あの日の煙草の煙に紛れて

空に消えてしまった